2017-01-01から1年間の記事一覧

研究室の大掃除(干し柿を喰う)

今日は研究室の大掃除である. そして掃除が終わった後には,完成した干し柿を食すのである. 甘い. 今日も外は雪である.皆さん,良いお年を

雪景色のキャンパス

以前に勤めていた大学ではキャンパスの写真コンテストを行っていた.滅多に雪がふることのない所だったけれど,毎年,キャンパスの雪景色が入選していたことを思い出した.この辺では雪が降ったからといって写真を撮る人はいないなあ,と思ったので一枚.

鉄筋コンクリートは骨の夢を見るか

骨は多くの場合,軟骨内骨化(endochondral ossification)を経て形成される.そこでは,軟骨細胞がコラーゲンを分泌して膠原線維(コラーゲン線維)からなる軟骨基質を作り,骨をもとになる型を準備し,その後に型の中に骨芽細胞が侵入して,骨細胞に分化し…

穏やかな空です.

この辺の雪は一週間もすれば溶けてしまいます.今日はこれから研究室の忘年会.

防衛戦略,適応度,表現型可塑性(その後の干し柿②)

というわけで,今日も柿をみながら考えている. 捕食者被食者関係が淘汰圧として生物の形質の進化に影響を与えることが知られているが,植物は移動できないので,トゲなどの機械的な構造や化学物質の産生によって,昆虫や草食動物の植食を逃れる防御機構を進…

大雪

すっかり白く覆われました.

タンニン,三叉神経,ラムゼイ・ハント症候群 (或いはその後の干し柿)

タンニンなどの渋味の感覚過程はまだ十分に明らかになっておらず,味蕾に受容体は見つかっていない.渋味は味覚というよりはむしろ体性感覚のひとつではないかと考えられている.それはカプサイシン受容体の解明によって辛味が体性感覚であることが実証され…

非対称な海馬

左右性は私たちの研究室のメインテーマのひとつです.海馬の左右性を構造と機能,行動の観点から包括的にアプローチしている,理研から名古屋市立大学に移られた篠原さんのセミナーを開きました.CA1 pyramidal cellは非対称な入力をapical dendritesとbasal…

門脈・輸出細動脈と腎糸球体濾過(その②)

(つづき)そうすると次に2つの疑問がうまれる.どのようにして門脈は2つの毛細血管床の間にはさまれるようになり,また,どのようにして輸出細動脈は2つの毛細血管床の間にある様になったのか,である. 門脈は全ての脊椎動物に共通に認められ,脊索動物の…

ビジュアルデザインとプレゼン技術

faculty developmentがありました.三輪ワールド炸裂!*1 *1:演者の自己満足に陥らず,聴衆のために話す,そしてそれには技術がある,ということだと思ったのです.

お祝い

私達の研究室では論文を発表するとお祝いをします.

干し柿

私達の研究室では科学的知見の他に干し柿を生産しています*1 *1:構内の柿の木で収穫したものです.