引用をしよう。文献を作ろう。

実習の中から探索の材料を見つけてそれを自己学修すると言う能動的学修の科目を行っている。コースの最後に学修成果を発表して、それを学生の間で同僚評価をする。まだ応用基礎科目や臨床の科目を学修していないので、テーマの深まりには限界があるのは否めない。けれども、コースの目的はそこにはない。

 最後に、個人レポートを提出をする。目的は科学的な文章の構造を理解して作成することと、知識の引用(citation)と文献(references)の作成である。そしてコピペをしないことである。

 冒頭の講義で目的は伝えているのだけれど、例年、レポートの中には【背景】【方法】【結果】【考察】【文献】の章立てがなかったり、【文献】がなかったり、主観的な感想文であったりするものが、一定数ある。

 今年もそんな人達がすこし。。。金曜日の午後に研究室に来てもらって、文献作るのよ、とか、章立てするのよ、とか、wikipedia引用しないのよ、とか話した。