コロナ禍二年目の実習が終了

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コロナ禍二年目の解剖学実習が6月28日(月)に終わった.今年も100余名の学生を二群に分けて,午前・午後にそれぞれを入れ替えて,実習室のヒトの数を半減させて,内容を変更することもなく,およそ三ヶ月かけて終えた.人口密度の少ない実習室の風景も見慣れたものになり,従来と遜色はなく,むしろ「このほうが良かった」という*1感想もあった.学生も教員も「慣れた」のだろう.
 オンデマンド配信形式の講義動画を作成することで,対面型の講義の「コア・間(マ)と余談」の構造が理解できた.オンデマンドでは間(マ)は視聴者に委ねられているし,余談は必ずしも動画に載せる必要はなく,別のメディア経由で構わないのだ.このブログは,結局,余談のコレクションなので,moodle上で講義動画と組み合わせて使った*2
 7月1日(木)に問題解決型コースのオリエンテーション講義を,大講義室で従来と同じ対面型で行ったけど,その場で挙手と質問・返答が行われることが奇妙に新鮮で,こんなだったかなあ,と感じていた.

*1:学生の

*2:もう一つ,エビデンスベースで分かった事がある.尋ねてくれれば,こっそり教えてあげようww.