今週までインドネシアのハサヌディン大学*1 *2の医学科の学生さんたちが来学していた。先週は神経解剖学実習に参加した。お国で解剖学は学修済みだが、その時とは違って実際にできることはとても良かったと言っていた*3。神経解剖学実習で医学科2年の解剖学のコースのすべてが終わった。
今年の春まで在籍していたベトナム出身のTさんは、自分で解剖学実習を行う機会はほとんどなかった、と言っていた。ハサヌディンの学生さんたちも、自分で解剖学実習をする機会はほとんどなかったそうだ。どちらも、教員が行う様子を見学することが主なのだそうだ。一人の学生は学費がとても高いと言っていた。
こんな言い方するのも変かもしれないけれど、私たちの国において、勉強するのはとてもお得だと思う。学修する環境はとても整っているし、学費も他の学部と同じなので他国に比してとても経済的に恵まれている。海外の事情の全てを調べたわけではないけれど、解剖学と神経解剖学の実習を私たちの国と同じように行っている国ばかりではない。
とてもお得に勉強できるのにねぇ、、
来月、試験がある。過去の5年分の試験問題はMoodleで公開して、昨年のものには解答例をつけた。これは毎年やっている事で、特別ではない。遡って調べればそれ以前の試験問題も見つかる。
学費(お金)払って通っているのだから、払った分だけ回収しないと損!、勉強した方が得!!*4と考えるのは合理的と思うんですけど。。。*5