IBM, PIP, ESS

Netlogoを利用したindividual-based model (IBM) を使って適応度地形を作り終えてから,次の段階はPairwise invasibility plot (PIP) と思っていたが,一ヶ月かかってもモデルが完成しない.もう一ヶ月かかって,やっとなんとかそれらしいモデルができたが,1回の計算におよそ5日かかった.Windows3台を並行に走らせて,8条件を計算して,ファイルが揃ったのが12月23日の夕刻だった.

 一日かけてデータ処理のプログラムを作り,とっぷりと日が沈んだ後に,PIP version 1ができたが,noisyに乱れている*1.Mutantの投入法に改良点があるようだ.振り出しに戻ってやり直し.PIPを作って resident trait (wild-type)へのmutant traitの侵入によって進化的に安定な戦略 (evolutionary stable strategy, ESS)を検討することを,初めて知った時にはうまくイメージできなかったけれど,手を動かして自分で作ったプロットを見て考えていると,ラインの角度の意味が分かってきた.

*1:残念!!!