水準を変える

大学院生の頃だったら,想像力と空想を膨らませて夢中になって読み,いろいろなストーリーを紡ぎ出すことに興奮して満足しただろうが,今の私はそうではない.思考の渦の中の行き場のないものを外への流れに導くには,言葉で紡ぐことに留まるのではなく,水準を変えなければ前に進めないのだ.

 この本を読んだのは昨年の夏だ.その時に感じた不足が,その後のベクトルを定めたのだから,私にとって重要なものだったことには間違いない. 著者に感謝.

*1

f:id:kapibarasenn10:20181230211448j:plain

 

*1:皆さん,良いお年を.